仙酔島
■巡検スケジュール■ 8/10 広島大学発(8:00)→鞆の浦渡船場(9:50)→乗船(10:30)→仙酔島上陸(10:35)→調査→仙酔島発(15:30)→鞆の浦渡船場着(15:35)→広島大学(18:00)
今回は、広島県の高校の生物部・地学部の先生方合同での野外研修会に参加させていただくことに。
福山市の鞆の浦に浮かぶ仙酔島に行きました。
今回は、講師の先生の話に夢中になり、写真を撮ることを忘れて少ないです。ごめんなさい。
詳しくは広島県高等学校教育研究会理科部会地学部のHPをご覧ください
高田流紋岩類の観察から。
高田流紋岩類は、白亜紀後期の9000万年前の火成活動により形成されたとされる。
仙酔島では、高田流紋岩類の溶結凝灰岩が見られる。
溶結凝灰岩は、火砕流などの火山噴出物が降り積もったときに、その熱と重みで火山灰や軽石が解けて固まった岩石である。
レンズ状の模様が特徴的で、風化に弱いため、レンズ状に空洞になっている場所が見られる。
仙酔層の観察へ。
仙酔層は、砂岩やシルト、泥岩などの堆積物による地層。
砂岩が堆積してることや、砂岩中に波の影響によるクロスラミナが見られることから、それほど深くない、海中で堆積したと考えられる。
また、仙酔層の上位に高田流紋岩類が堆積していることから、仙酔層が堆積したのちに火成活動が始まったと考えられる。
貫入岩と断層の観察へ。
仙酔層(堆積層)と貫入岩、流紋岩質凝灰岩が横並びになって観察できる地点。
これは、地層が左向きに傾き、2つの断層によってずれたことで形成されたと考えられる。
考えてみると、思ったよりも複雑で堆積層や流紋岩質凝灰岩の岩層から当時の様子を推察するための観察地点として、とても適した露頭だと思いました。ぜひ、後輩たちも連れていきたいな。
写真は、上のURL先を見てみてください。立て看板の写真が掲載されています。広島の地学の先生方、引用させていただきます。
五色岩の観察へ。
流紋岩質凝灰岩やその中に含まれる鉱物が風化されることによってさまざまな色が帯びることで五色岩といわれているそう。仙酔島の注目スポットである。
主に鉄が風化されてできた色であり、例えば、赤鉄鉱は赤褐色に、黄褐色は鉄の水酸化物を主成分とする鉱物の色が反映されたものと考えられている。
ここも写真は、上のURL先を見てみてください。また、「仙酔島 五色岩」で検索!
生物の観察へ。
1時間程度の休憩をはさんで、生物の採取、観察を行いました。 ギンポやクモヒトデ、テッポウエビ、ムラサキウニなどさまざまな生き物が見つかりました。
その後、広島大学生物生産学部の豊田先生の解説がありました。プランクトンの定義は自力で泳げず浮遊している生物の総称であり、その生物の身体の大きさは関係ないそう。「周りに流されてばかりの社会性プランクトンにならないように」と痛いお言葉も、、、