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2011119

四国北東部,和泉層群と三豊層群

 三豊層群

讃岐平野では,基盤岩となる領家花崗岩の上に厚さが最大200mを超える厚さの三豊層群が分布している。三豊層群の砂礫層中には,徳島県や愛媛県に分布する三波川変成帯に由来する結晶片岩の礫が含まれており,かつて讃岐山脈を越えて吉野川が北に流れていたという説と,瀬戸内海に沿って沿岸を流されてきたという説がある。

高松空港近くの香東川沿いに三豊層群が観察できる。

風化した領家花崗岩が露出している所から,北上すると風化花崗岩を後背地としたアルコース質砂層,シルト層および腐植土層からなる三豊層の下部層準を見ることができる。

泥岩から砂岩へと堆積物が変化する様子。

上位の砂岩はけっこう粗粒。

岩��橋より北(下流)では,和泉層群の砂岩歴を主体とする礫層(三豊層群の上部層)が分布している。

長尾断層によって,三豊層群の下部層が上部層の上に衝上している様子を観察できた(近づけなかったが)。

明日の和泉層群の観察にそなえて鳴門に移動したついでに,大鳴門橋から見える渦潮「海上散歩」を見に行こうという提案があったが,あいにく潮の時間が悪く渦潮をみることはできなかった。

 和泉層群(鳴門)

天気が悪かった前の日とは異なり次の日は晴天(風は強いけれど)。朝から和泉層群の主部層をもりもりと観察する。

ソールマークか,生痕か?

スランプ構造っぽい。

奥に見えるのが大鳴門橋。手前に見えるのは和泉層群。

和泉層群中の小さな断層。

 和泉層群(引田)

さらに引田の城山に移動して,和泉層群の基底層の観察。

基盤岩となる領家花崗岩が海岸に沿って絶壁をなしている。

領家花崗岩(露頭下部)から和泉層群(露頭の上の方)へと変化している。

不整合面は傾斜しているので,南東に移動すれば和泉層群が直接観察できるようになる。