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20190930-1003

奥穂高岳・涸沢岳

今回は8月末に天候不良で流れた北アルプス登山リベンジ.日に日に良くなる天気予報を信じて,昨年見ることができた涸沢の紅葉を楽しみにして向かった.

■巡検スケジュール■
9/30 移動 広島大学→奥飛騨温泉郷栃尾周辺
10/1 登山 上高地→(涸沢経由)→穂高岳山荘→奥穂高岳アタック
10/2 涸沢岳アタック→下山 穂高岳山荘→(涸沢経由)→上高地 高山市内宿泊
10/3  移動 高山市内→広島大学

 1日目

午前8時40分頃,広島大学を出発.

今回は2人のドタキャンがあり,結局学生2人とY冨先生の3人という少数精鋭?(1人初アルプス)で向かう.

途中,吉備SA・西宮名塩SA(昼食)・多賀SA・ひるがのSAで休憩を挟み高山市へ.

こちらはひるがのSAで奇跡のクリーム「エスプーマ」を使用したクレープを堪能する一行.

夕食は恒例の国八食堂にて,ホルモン定食と豆腐定食をいただく.

こちらも恒例となったでかバロ(高山バローショッピングセンター改め,ルビットタウン高山)で買い出しを済ませ,お宿へ.

お宿は毎年恒例『民宿富久の湯』.お安く快適に泊まれる良いお宿.

お宿の近くに川沿いの共同浴場があるということで徒歩で入浴へ.

荒神の湯という場所で志として200円で入浴ができる.が,入浴をしようと湯船に向かうと雨が...

仕方なくお宿の内湯へ避難.長距離移動の疲れを癒やし,登山に備える.

 2日目

民宿富久の湯を5時30分過ぎに出発し,あかんだな駐車場に向かう.

上高地はマイカー規制のためバスを用いて向かうのが主な手段.

増税につき料金変更となった往復バスチケットを2090円で購入し,6時20分に上高地に向けて出発.

T永はバス内で初アルプスに向けて緊張と焦燥感で終始落ち着きがなかった.

7時00分,上高地バスターミナルに到着.チップを払ってお手洗いを済ませたり装備を整えたり,登山届を提出したりして出発の準備.

7時10分,上高地バスターミナルを出発.

7時15分河童橋に到着.霧がかかっている様子がまたいい雰囲気を出している.

霧のかかる河童橋にて天気がよいことを祈りつつ記念撮影.

是非とも奥穂高岳または涸沢岳の山頂まで登りたい一行は足早に横尾登山口までの約11 ㎞ の道を進む.

7時50分頃,明神池まで来ると濃かった霧も徐々に晴れてきた.

8時20分頃に優雅なテントライフを過ごす方々を横目に徳沢を通過し,

9時20分,横尾へ到着.目指す頂にはまだ少し雲がかかっている.

横尾で軽食をとるが,日陰で休んでいたら肌寒く感じて日向へ避難.

この先は登山道.登山装備でない方,15時以降はお断り.

「ここからが本番ですよ」と言われ気合を入れつつも,橋でテンション高めな23歳.

H森氏の先導でテンポよく進み,他の登山者を抜き去りつつ,抜かされないようにチラリと屏風岩を眺める.

ロッククライミングのメッカ.あまりに荘厳で,これを登るとは恐れ入る.

10時20分,本谷橋到着.つり橋を揺らして渡り,多くの人が休憩する川辺で私たちもエネルギーを補給.

本日2度目の「ここからが本番ですよ」の言葉通り.本谷橋を越えると,傾きや段差が大きくなる.

落石多発,休まず進めの文字を確認しつつも,見晴らしもよく,ついつい眺めてしまう.

この辺りから色付き始めているものが,ちらほら見られるようになってきたが,本格的な紅葉はまだのようだ.

12時00分頃,涸沢ヒュッテに到着.一息つける場所を確保し,疲れは見えるもののまだ元気な様子をパシャリ.

昨年に比べると,色付きは遅めのようで,緑や黄色の部分が多い.

こちらは2018年の涸沢ヒュッテからの写真.

12時30分,目指す山頂を眺めながら軽食を済ませ,本日3度目の「ここからが本番ですよ」と言われながらヒュッテを出発.

カラフルなテントを横目に涸沢小屋も越え,30分も歩けばナナカマドもきれいに色づいている.

とは言え,全体的な色付きはまだ甘い.ポーズも取りつつ,足早にまずはザイテングラートへ向かう.

長いトラバースを終え,13時50分,ザイテン取付に到着してちょっと休憩.

真横の急角度の斜面と眼下の壮大な景色を確認し,本日4度目の「ここからが本番ですよ」

疲れも出てきてザイテングラートの浮石に注意しながらも,頂上に思いをはせてテンションは常に高めなT永.

急激に高度を稼ぐため,頭痛や気分が悪くなることもあるため,体調の変化には注意.

さすがにストックも収めて,鎖場を進む.道を譲ってくださった下山者の方の助言もありがたい.

14時55分,14時台に穂高岳山荘に到着!

山荘の夕飯は17時.体力と天気と考慮して奥穂高岳にアタックするか迷いつつ,取り敢えずチェックインへ.

女性は,同行するグループと同室か女性だけの部屋かを選べるらしい.今回は山荘泊が初めてということもあり,同じ部屋にまとめてもらった.

また,数日前まで天気予報が良くなかったことや台風の接近があったことで山荘は比較的空いており,1人に1枚の布団が割り当てられた.

荷物を部屋に置きつつ,アタックをどうするか迷っていると,同室のご夫婦から奥穂高は稀に見る景色の良さであるという情報を入手.

そんな情報を聞いて行かないわけもなく,素早く準備.天候の変化に備えレインコートを着て,15時15分奥穂高岳アタック開始.

おニューのアタックザックを背負った人の,本日5度目の「ここからが本番ですよ」である.

梯子で急な斜面を上ったり,取っ手のような岩をつかみつつ足場のない場所を回り込んだりと,アタック早々に難所が続く.

それらを越えて一息つき後ろを見ると,くっきりと槍ヶ岳が!これは山頂の景色に益々期待が高まるが,山頂までまだ半分.

16時00分,奥穂高岳山頂に到着!お社と槍ヶ岳と北穂高岳と一緒に記念撮影.これで奥穂高岳バッチ購入の資格を獲得.

お社に登頂できていい景色が見れた感謝と,明日の安全をお願いする.

お社の奥には前穂高岳も...見晴らしがよすぎて忙しい.

更に3,190 mの高さでジャンダルムと西穂高岳をバックに片足立ちもしちゃう.

やっぱり1番はあのくっきり見える槍ヶ岳.先輩方が登った山,いつか行ってみたい.

もっとゆっくりしていたいところだが,ご飯の時間も迫るため名残惜しくも,16時20分山頂を後にする.

17時05分,山荘に到着.荷物を降ろして食堂へ.初の山荘でのご飯,こんなにおいしいとは思ってなかった.これが3,000 m 近くで,10,300円で食べれるのかと感動.

ほか2人が寝床につく中,テンションが上がって眠くないT永は山荘内をうろうろして

他の宿泊者と一緒に薪ストーブで温まったり奥穂高岳バッチを購入したり,外の様子を見に行ったり.

涸沢のテント泊も少ないのか,テントの明かりは少なかった.

消灯は21時だったが,さすがに19時ころには寝床についた.

真夜中,日付の変わる頃.もぞもぞと起き出して防寒着を装備し,外に出てみると,目の前にオリオン座が煌々と輝く.

さらに見上げればそこには満天の星空が.

この世にこんなに星があったのかと驚き,天の川・流星も見つけてまた感動.本当に来てよかった.

 3日目

5時00分,朝ごはんを食べに食堂へ.ご飯のお供がありすぎて,おかわりをしてしまった。

朝食を食べている間に,日の出の時間に.雲の隙間から顔を出した太陽に照らされて,雲の凹凸が浮かびあがる.山荘のお姉さんがいいアクセントになってくれる.

今日は午後から天気が崩れるし,まっすぐ下りようと準備をしながら同室のご夫婦と会話していると,

どうやらご夫婦はこれから涸沢岳にアタックするという.

天気もまだいいし,コースタイムは往復40分...行くしかない.

6時20分,朝日に照らされる涸沢岳へアタック開始.

道中,身軽な格好のお姉さんとすれ違う.休憩時間に登頂してしまう山荘の人に尊敬の眼差し.

6時27分,涸沢岳登頂.

昨日登った奥穂高や,未だくっきり見える槍ヶ岳に傘雲がかかっているのが見えて,やはりこの後の天気の悪化を懸念する.

傘雲かかってるし天気悪くなるからまっすぐ下山しようと確認しあうも,ついつい15分ほどゆっくりしてしまった.

7時15分,山荘に着いて下山準備.涸沢岳バッチの購入も忘れずに.

7時30分,まずは涸沢を目指し下山開始.

ザイテングラートでは,下山でも浮石に気を付けながら進む.涸沢槍はある程度まで下りると尖り具合がわかる.昨日に比べて雲が多め.

8時30分過ぎ,ザイテン取付に到着.少し休憩し,どんどん下っていく.

天候の悪化が気になるため,足早に下りつつも,登りでゆっくりできなかった分の写真を撮る.

9時50分,涸沢ヒュッテに到着.おなかもすいてきたため,1杯1,000円のラーメンを食す.

ヒュッテの屋根では,宿泊で使用されたのであろう布団がダイナミックに干されていた.

そして昨年逆さ涸沢カールが見れたヒュッテ裏の池を確認しに行くと,ほぼ干からびていた.残念.

10時35分,ヒュッテを出発すると紅葉がまだ進んでいない緑が目立つ.

橋はまだかとM1の膝を心配しつつ,12時00分,本谷橋に到着.

12時50分,横尾到着.山頂が雲に覆われているのがわかる.

危険性はぐっと下がった,あとは平地を歩くだけ,と思って甘く見ていた.

前日は長く感じなかった平地がとても長い.景色を見るためのアドレナリンも出ていないからか

これではもたないと,14時に着いた徳沢でソフトクリームを堪能.

なんとか鼓舞して,15時,明神池までたどり着いた.前日は山頂が見えていたのにもうすっかり隠れていた.

よし,あと40分ほど歩けば上高地や!と意気込んですすむと,ポツポツ…ついに降られてしまった.ペースを上げる.

河童橋でお土産を調達しつつ,16時05分上高地バスターミナルへ到着.怪我もなく下山することができた.

16時30分のバスで上高地を後にし,お馴染みのひがくの湯で疲れを癒やす.

今回は夕食もそのままひがくの湯にて堪能.温泉や夕食を済ませながら,充電スポットがあるのはとても便利だが,コンセントのスイッチの切り替えを忘れずに.

一度でかバロで買い物に寄って,こちらもお馴染みとなったOYADO夢の家で宿泊.

 4日目

午前8時過ぎ,一挙手一投足に痛みを覚えつつ,今回は公用車を17時30分までに返すためにそのまま帰路へ.

途中,木曽川沿いを走行中に気になる看板を発見.ぜひとも内容を把握したく,川島PAへ.

川島PAは河川環境楽園OASIS PARKに繋がっていた.

中には世界淡水魚園水族館アクア・トトぎふがあり,遠足で来ている園児たちを横目に撮影スポットで,ピラルクーを捕獲する写真を撮りはしゃぐ一行.

時間的に長居もできないので,中身も確認したし帰路にもどる.

途中,川島PA以外に多賀SA・三木SA・吉備SAで休憩をとる.

吉備SAでは,「真冬の西条の空気が味わえる」と噂の大玉キャンディを発見.4粒入りに対して3人だったので,あと1つは誰にあげようか...

17時に広島大学に無事に到着し,時間内に公用車を返却することもできた.