!!!浅間山ジオパーク !!鬼押出し溶岩 {{ref_image DSC04683.jpg}} まずは軽井沢を抜けて浅間山山麓の鬼押出し溶岩の見学。 鬼押出し溶岩とは,1783年(天明3年)の浅間山の噴火によって流れだした溶岩流。 {{ref_image DSC04713.JPG}} ホームページで見るより大分植生が増えた感じ。 {{ref_image DSC04709.JPG}} どこまでも溶岩が広がっている(丸い建物が入り口)。 {{ref_image PXL_20250826_01.jpg}} 標高2,568mの浅間山は雲に隠れて見えてこない。が,頂上付近にある千トン岩がチラッと見えた。 !!鎌原観音堂 {{ref_image DSC04656.JPG}} 天明の噴火の際に発生した土石なだれによって埋没し,高い所にあった鎌原観音堂だけが残ったと伝わる。 ただし,比較的低温と考えられる土石なだれの発生機構や,浅間山の噴火や鬼押出し溶岩との関係について統一見解は得られていない。 {{ref_image DSC04661.JPG}} 発掘によって,15段の階段の下にまだ35段続く(赤い橋の下)ことが確認されている。 {{ref_image DSC04668.JPG}} 観音堂のすぐ北にあった延命寺の石標は,25km下流まで流されていたのが発見された。 {{ref_image DSC04650.JPG}} 浅間山北麓ジオパーク総合インフォーメーションセンター {{ref_image DSC04651.JPG}} インフォーメーションセンター内には日本各地のジオパークを代表する岩石が展示されている。 !!酸性河川の水質改善 {{ref_image PXL_20250825_01.jpg}} 草津白根山を源流とし,草津温泉を流れる湯川の水は強酸性のため,24時間365日石灰を流し込み続けている。 {{ref_image PXL_20250825_02.jpg}} 中和事業の解説板。 {{ref_image PXL_20250825_03.jpg}} 中和された水は,品木ダムのダム湖である上州湯の湖で炭酸カルシウムと硫酸・塩酸を化学反応させて中和を促進。 {{ref_image PXL_20250825_04.jpg}} 湖に沈殿した石灰の残滓(ざんし)は定期的な浚渫によって取り除かれる。 {{ref_image PXL_20250825_05.jpg}} この中和事業により下流の吾妻川の水質が改善され,八ッ場ダムの建設につながった。 !!八ッ場ダム {{ref_image PXL_20250825_07.jpg}} 利根川の支流の一つである吾妻川に建設された高さ116mの重力式コンクリートダム。 {{ref_image PXL_20250825_08.jpg}} 下流側にある吾妻峡保存の観点から、ダムの建設場所は当初の予定よりも600 m上流に移動された。 {{ref_image PXL_20250825_06.jpg}}